ホームページで信用を得たい
一流会社のホームページは見るからにお金がかかかっているとすぐにわかります。
手の込んだ技術やCSS、Javascriptなど、ふんだんに使用していることが見えてしまうからです。

流石だなぁと感心してしまうのは、作りてである私だけではなくホームページを持たない会社や経営者の方々も同じように感じるかと思います。
手の込んだホームページは本当にスゴイのか
本当に手の込んだホームページが必要なのかということについて語ってみたいと思います。
そのためにはまず、ホームページの目的とするところについて着目してみたいと思います。
この記事を見られている経営者の方々にお聞きしたいのですが、手の込んだホームページとそれなりに作られたホームページと、見比べたときにお金のかかったホームページの方が信用できると感じたことはあるでしょうか?

恐らくこの質問に対して、そうでもないと回答された方が多いのではないでしょうか。
では何か商品を購入したり、会社の製品を見てみたいと感じた時、まずはそこの会社等のホームページを探しに行くことは無いでしょうか?
この質問について、多くの方々はホームページを探してみたと回答されることが多いかと思います。
さてこの違いは何なのでしょうか?
物事は有るか無いかが大きな岐路に
ご自身の経験で考えてほしいのですが、もし何らかの部品や製品についてインターネットを調べていて、たまたま見つけた瞬間その喜びは計り知れないのではないかと思います。
そのとき感じたのは「よくこの商品(部品)が掲載されていた」という何とも言えない満足感を得たのではないでしょうか。
一方で、インターネット検索でその情報が全くつかめなかったとして、どう感じるでしょうか。

「あの情報は誰も持っていないのだろうか?」
「誰かが持っているはずなのになぜ知らせないのだろうか?」
という気持ちになるかと思います。
この違いは何でしょうか。
ここにホームページの大切さ登場するわけです。
ホームページの存在は、有るか無いかが大きな違いを生む
作っておいてくれてありがとう
非常に欲しい商品や部品がそこにあるという情報は、インターネットが無かった時代からするととてもありがたいお話です。
ここではホームページを検索して見つけた側の立場で、お話を進めてきましたが、ではもし貴方が商品、部品、サービスをお持ちの場合ならどうでしょう。
そうなんです。
ホームページをご自身が作るという行為は、きっと探しているお客さんに出会えるチャンス、お客さんに満足して頂けるきっかけとなり、これを機にリピーターになって頂けるチャンスを持っているということになります。
ありがとうという言葉は、
探しているあなた自身だけではなく、情報提供となる方々にとっても有益な結果を生むことがおわかりになるかと思います。
人々に知ってもらうことがホームページの役割
しかしいきなり高レベルなホームページを準備しようとしても、お金もかかるしそんな余裕はないとお考えになることでしょう。
先程、書きましたが情報を見つけるのに、ホームページの出来栄えを気にしながら取捨選択を行っているのかについて一度考えて頂ければと思います。
モノを見つけるのに、探している方は「有る」を期待しているだけです。

仮に「有る」を見つけたとして、出来栄えが悪いという理由で問い合わせしないという結果に結びつくでしょうか。
それは探していて見つかったところだから、すぐにでも連絡したいという欲求に変わったはずです。
つまり出来栄えは二の次で、探し当てたものに質問を投げかけたいに心理は変化していくのです。
すなわちホームーページは「有る」がもっとも重要な要素となります。
探せば見つかるのがホームページ
筆者はホームページ作成のお手伝いをさせていただき、自身のサイト含め10件以上のお仕事をさせていただきました。
依頼を受けて大切にしていることは、お客さんが話されている必要最低限の情報は必ず入れ込むことを心がけています。
中でも、最も大切にしたい想いなどをページの片隅に入れることで、電子情報と言えど必ず見ていただきたい方にその思いが伝わるものです。
それは私たち人間がいる社会は、インターネット情報にあふれていると言えど、最終的に人と人との関わりが最も大切だということだと思うからです。
従業員数人程度の小企業さんなどは、日常業務に追われてホームページづくりなど手つかずの状況にあるように感じます。
筆者は従業員5名の小さな会社さんのホームページをづくりをお手伝いさせていただき、新規顧客様を獲得されたとの喜びの声も頂いています。

作成依頼で作るだけがホームページ作りの仕事ではないことをよく理解しています。
それはまるで依頼いただいたお客様の経営がうまく行った時、共に喜べることがこの仕事にはあると感じているからです。
作るという行為は、依頼いただいた方の代弁者として表現することなのでしょう。
その想いは、検索結果にすぐに出なくても時間を超えて必要な方の心に届きます。
ホームページとはそんな存在なのでしょう。
中身を少しづつ充実させる
ホームページを少しづつ構築していけば、出来栄えの素晴らしいホームページに負けることはありません。
技術的なものは後から足していけばいいわけで、まずは必要最低限の情報からはじめるだけでも遅くはありません。
ホームページは有るか無いかが大違いと述べてはきましたが、ときどき中身のないホームページに出会うことがあります。

残念ながらここには魂が宿っていないと感じることがあります。
よく仏師で「仏作って魂入れず」という言葉を聞かれたことはないでしょうか。
インターネット情報であっても、そこに必ず魂は宿っています。
想いのない情報は、単に文字や写真の羅列でしかありません。
このようなホームページを見ていると、筆者はとても悲しくなってしまします。
ドメイン(◯.comのようなもの)自身もそんな形で表現してほしくなかったのでは?と感じてしまうからです。
ホームページはデザインの良し悪しで検索された方が見る見ないを判断されているわけではありません。
まず欲しい情報が書かれているか、そこには心が伴っているかが目を引くかどうかに関わってきます。
これを読まれた方も何かの縁だと思います。
一度ホームページの必要性と大切さを考えて頂ければ幸いです。