吉野にある小高い丘の古民家レストラン|ナラヤマソウでイタリアンを頂く

吉野に来てみたけどどこかオシャレなレストランはないかな。

古民家を使った素敵な場所でおしゃべりを楽しみたい。

街の中もいいけれど、田舎のゆったりできるレストランも行ってみたい。

そんな希望を叶えてくれるのが、ここナラヤマソウです。

本記事の内容

  • 静かな古民家レストランで本格イタリアンを楽しみ、贅沢な時間を過ごすことができる
  • おすすめ度:★★★★
目次

時間を忘れさせてくれる空間

ナラヤマソウは吉野町にある古民家を改造し、広々とした空間でとてもお洒落なレストランです。

駐車場はナラヤマソウの下に位置し、約6~7台が駐車できるスペースとなっています。

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ナラヤマソウ駐車場
駐車場近くにある案内板
入り口に設置されたナラヤマソウの看板

室内はカウンター席が窓側に並べられ、小高い丘から眺める山や自然の彩りに時間も忘れ心奪われます。

部屋の中心にテーブルも用意されていますが、大人の方だけの利用ならカウンターの利用をオススメします。

古民家を改造したナラヤマソウ店内

パートナーと並んで同じ風景を眺め、ゆったりと食事ができる時間は心のデトックスにもつながるでしょう。

本日のメニュー

吉野探検隊はランチを予約し、カウンターでの食事を楽しみました。

ランチの写真

しかしその後のドリンクとデザートを食べながらの余韻を楽しむ時間の方が心地よかったと強く感じます。

訪問した時期は夏真っ盛りでした。

ちょうど雨が降った後なのかナンテンの葉っぱに水滴が付いて、太陽に水滴が照らされキラキラしている。

吉野探検隊隊員はそれだけを見つめ、ぼーっと眺めていました。

店内と店内から見える水車

何もしない何も思わない時間の過ごし方ができるのは、ここ吉野ならでわです。

都会では味うことのない贅沢なノンストレスは、古民家レストランの醍醐味だと思います。

店前に咲いていた百合の花

ジャズがいい音を奏でている。

それだけで都会で疲れた身体と心が癒やされて行くことでしょう。

自然の食事でお腹が満たされる

訪れた日のランチは、メイン料理がトマトソースの豚しゃぶ、コンフィチュールソースのサラダと季節の前菜でした。

ランチ上部からの写真

小さなカップには大根のスープが満たされ、夏なのにまろやかな味わいでした。

吉野探検隊の女性隊員からは男性では足りないのでは、というコメントがありました。

食べてみると以外にも満腹感が得られました。

アクセントで置かれた季節の草花

ご飯も赤米を混ぜた自然なもので、視覚的に喜びを感じる食事はファストフードには無い素朴な温かみを感じます。

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楽しみが倍増する食後のデザート

食後のドリンクはコーヒー・紅茶が基本になっています。

ドリンクメニュー・コンフィテュール

ただプラスαすることで、コンフィチュールドリンクやナラヤマソウで採れたハーブティーなどに変更することも可能です。

吉野探検隊はコンフィチュールドリンクに変更してもらいました。

キウイ・バナナラッシーと桃のラッシー

桃のラッシーとキウイ&バナナのラッシーをそれぞれ注文。

ぷかぷか浮かぶ氷をストローで混ぜながらゆったり流れる時間を楽しみました。

ラッシーの底部には細かにされたキウイが沈んでいて、直接口に含むとラッシー以上の甘さが舌に伝わりました。

キウイ・バナナラッシーと桃のラッシーの底部

桃はまろやかな味わいで、ラッシーとの調和が取れ大人のドリンクという印象でした。

またデザートはスタンダードなプチデザートでも十分美味しかったです。

プラスαすることでショーケースに並ぶ自家製ケーキを選択することも可能です。

ショーケースに並べられたケーキの数々
ケーキ写真
ショーケース内ケーキ
ショーケース内のケーキ
ショーケース内ケーキ
ショーケース内ケーキ
ショーケース内ケーキ

吉野探検隊は、ナラヤマソウの次にケーキ屋さんに寄って帰ることを計画していました。

なので、この日はプチデザートを楽しむことにしました。

ランチのプチデザート

プチデザートはゼリーでしたが、ハーブがアクセントとなりとても満足感が高かった印象です。

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田舎ならではの景色

ナラヤマソウでの食事は時間が経つことを忘れさせてくれる不思議な感覚を与えてくれます。

その一つはカウンターから眺める水車の風景です。

水が水車に流れ込み、いつまでもくるくると回る。

ただそれだけの景色なのですが、水の流れは炎のように絶えず変化し続けているからだと思います。

水車が見えるゆったりとした空間

同じ景色を二度と観ることのない人の一生を、この水車に投影したようにいつまでも水車は回り続けます。

そんな単純なものなのに、じっと水車を眺めていると時間という感覚を失います。

水車は岐阜県や長野県などの景勝と言われる有名な観光地で見かけることがあります。

しかしそれら多くは水車がただ置かれただけの景色であることが多いものです。

小さいながらも回り続ける水車を観ることができるのは珍しく、なぜか心が惹(ひ)き付けられるから不思議です。

店前に置かれた看板と百合の花

部屋の外には何も主張しない木々と山。

先祖代々から伝わってきたであろうお墓。

nobuさんオリジナル絵画・ナラヤマソウから見える風景のイメージ
作者:nobuさん(カウターから眺めた風景をイメージ)

夏休みで帰省してきたであろう子どもたちが走る様子。

何気ない風景なのに、日本人が忘れかけていた心や魂をナラヤマソウで感じ取ることができました。

オリジナルサイト:古民家レストラン ナラヤマソウ

水のキレイさを感じる瞬間

ゆっくり流れる時間を過ごし、ナラヤマソウを後にしましたが、門をでたところでサワガニがこちらを伺っていました。

山から流れ出る水を受ける瓶(かめ)の奥底深くサワガニが潜っていきます。

その横に流れる小川にもサワガニを見つけることができました。

近くに流れる小川にサワガニが戯れる

サワガニのいる水は水質階級Ⅰという、とてもきれいな証拠です。

そこに何匹も見つけることができるというのは、ここ吉野が自然に守られた地域であることを理解できます。

子どもたちがいれば大騒ぎになるでしょう。

吉野探検隊は大人の集まりなのでサワガニを見守りつつ静かにこの場を立ち去りました。

また来たいと思わせる店

自然というものは何かお目当てがあるというものではありません。

ただ人として生きる意味が自然の中には隠れているように感じます。

店間に置かれた吉野工房と書かれた看板

ナラヤマソウはそんな大切な心を引き出してくれる場所なのかもしれません。

機会があればまたここでゆったりとした時間を過ごしたいと思います。

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アクセス

古民家レストラン ナラヤマソウまでは車が便利です。

レンタカーを借りるなどして利用すると、吉野を堪能できるのでオススメです。

遠方から来るなら、源泉かけ流しの十津川温泉に泊まるのもいいですよ。

古民家レストラン ナラヤマソウまでのアクセス

支払いは現金のみ

ここナラヤマソウではカード類が使えません。

デザート込で一人当たり2,000円弱の支払いとなるため、カードや電子マネー払いが欲しいところです。

ご利用の際は、現金をお忘れなく。

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