吉野には自然がたくさんありますが、必ずしも便利なところではありません。
もし都会が好きな方が吉野に訪れたらどうやって時間を過ごしてもらったらいいのだろう。
自分は田舎が好きなのに、友だちは都会派。
こんな組み合わせで吉野に訪問する機会があれば、くにす食堂を利用してみてはいかがでしょうか。
この記事では都会好きな友だちも吉野へ行きてよかったと思えるような場所を紹介します。
本記事の内容
- 友だちと同じ空間を共有し親近感が増す店内
- ストレスの生活から開放され、ゆっくりと時が流れる素敵な時間を過ごせる
古民家の歴史漂う空間が時間を止めてくれる
くにす食堂は吉野町にある古民家を利用した飲食店です。
吉野探検隊は今回、都会派の友だちを向かい入れるために、くにす食堂でランチを計画しました。
くにす食堂を選んだのは女性隊員。
前から来てみたかったという希望もありました。
くにす食堂は都会派の友だちと時間を共有できる場所という自信もありました。
そこには都会の飲食店にはない、のんびりとした空間があるからです。
都会の飲食店は、きらびやかで味も美味しい所が確かに揃っています。
しかしお客さんが多く、出入りの激しいため雑踏感を抱くこともしばしば。
騒々しさが自然に耳に入り、どこか落ち着かなくなることもあります。
吉野にある、くにす食堂のような古民家飲食店では空間が人を包み込みます。
都会の飲食店がなぜか落ち着かないかの理由は、人が人を包み込む状態にあるからでしょう。
古民家の年月が経った柱や板は、どっしりとした安心感を覚えます。
縄文時代から生きてきた日本人。
自然と戯（たわむ）れ自然を慈（いつく）しんできたDNAが私たちに受け継がれています。
古い家ほど、日本人の愛着はより深く感じられることでしょう。
駐車場は道路を挟んだ前
吉野探検隊はくにす食堂へアクセスするために車で移動しました。
到着後、くにす食堂の駐車場はすぐ横にあるかのように見えました。
しかしそこには看板が置かれてあって、くにす食堂の駐車場はここではありません。
道路を挟んだ前に置いてください。
その方向を見ると、車が数台駐車してありました。
くにす食堂へ車で行く際には注意したい点です。
平日でもランチは人気
くにす食堂入り口へ着いた吉野探検隊は、本日のランチは完売しましたという看板。
昨日、女性隊員が予約を入れておかなければ食べられなかったのです。
ランチは数が限られておりそれ以上は提供されませんので、予約は必須です。
入り口には週替わりランチとコーヒーのお店と書かれた可愛い絵柄。
店内に入ると、レジがありレジ奥には棚にきれいに配置されたグッズが並んでいます。
席は入り口向かって左手となっていて、下足を脱いで少し上がります。
畳敷きに置かれたテーブルは、ほどよい空間となっていて圧迫感を感じさせません。
吉野探検隊が入店した当初は、数組のお客さんが在室していました。
ギター奏でる音楽が部屋中に響き渡り、それでいて静か。
この日は平日で、大人の世界が漂っていました。
素朴な味だけどどこか温かい
料理はガツンとくる感じのものではありません。
豚肉の生姜炒めという素朴な料理でした。
ただこれが妙に懐かしくもあり、温かみを覚える印象です。
くにす食堂は添加物を使わない、身体に優しい食事を目指しているからでしょうかやや薄味です。
もし濃い味を好みの方はマイ塩などを持参してアクセントを加えるのが良いでしょう。
母の料理という感じがして心地よさを感じさせてくれました。
注文時、御飯の量を聞いてくれるのも嬉しいサービスです。
御飯の量は、大・中・小から選択。
吉野探検隊はもちろんガッツリ系なので、ふたりとも大を注文です。
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コーヒーが売りの飲食店
くにす食堂のメニューには、珈琲の種類がたくさんありました。
食後にケーキセットを注文しようということになりましたが、コーヒーが選べない。
嬉しい選択でしたが、文章を読んでいると全部飲みたくなる感覚に。
エクアドル・ブラジル・マンデリン・エチオピア。
コーヒーは同じ豆に見えますがすべて味が違います。
吉野探検隊と一緒に来た友人3名は、それぞれ違うコーヒーを注文。
チーズケーキセットでまた違うひとときを過ごしました。
チーズケーキは甘みが抑えてあり、パクパクと食べられました。
話がはずんでしまい、すっかり時間が下がりましたがお店の方はゆくっりしていってくださととても親切な声掛け。
食事の時間から、はや2時間半ほど時が流れていったのでした。
当初来ていたお客さんの姿は無く、いつ退店したのかもわからないまま。
こんな素敵な時間を過ごせるなんて、くにす食堂の実力を垣間見たようです。
都会の食事ならこんな優雅な時間は過ごせなかったでしょう。
インドネシアから来ていた女性隊員の友人は、心がとても晴々としていました。
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古民家だからできる演出
くにす食堂店内は自然光をうまく利用しているからでしょうかやや薄暗い感じです。
ただその柔らかい光が心を沈めてくれるようにも思えます。
いつまでもここで話していたい。
そんな空気をまとったくにす食堂。
一度、利用されてみることをオススメします。
アクセス
くにす食堂へはクルマが便利です。
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