まるで昭和の時代に戻ったよう|川上村に来たらお食事処くらやでレトロ氣分に

川上村をドライブしているんだけどお腹が減ってきた。

どこか懐かしい(エモい)感じのお店はないだろうか。

など写真が映えるところをお探しなら、くらや食堂はいかがでしょうか。

本記事の内容

  • レトロな昭和の時代に戻ったような感覚が味わえる飲食店に出会える
  • おすすめ度:★★★★
目次

まるでタイムスリップしたような飲食店

奈良県川上村を通る国道169号線は、大きな吉野川とダム近くを通る登山感覚の道路です。

ここは丹生川神社をはじめとする、どこか神秘的な印象を持つ場所です。

地方へ行くと飲食店をところどころ見つけることはありますが、店構えがレトロで入りにくい場所もあります。

ここお食事処くらやは、まさに昭和の感覚を残す飲食店です。

食事処くらや入り口写真
右上の黄色いランプ回転が開店合図らしい

店構えがレトロで、常連さん以外なかなか入りづらい感じがするでしょう。

吉野探検隊はこんな昭和的な飲食店がとても氣になります。

懐かしい雰囲氣の店内
昭和のイメージが残る店内

国道169号線を突っ走ると、上北山村に入り大台ヶ原山という近畿地方でトップクラスの山地エリアへと導かれます。

そんな川上村で見つけたお食事処くらやに潜入し、どんなところなのかを調査してみました。

メニュー表が昭和そのままで懐かしい

最近の飲食店は、きれいなブック仕立てでメニューが示されていたりします。

場合によればタブレットを使って、電氣的に食したいメニューを店側に通信できるものもあります。

ここお食事処くらやでは、厨房への入り口に紙で書かれた短冊状のメニューが所狭しと貼られているだけです。

食事処くらやメニュー
定食メニュー表
単品メニュー
唐揚げ単品メニュー
ワンコインで食べられる丼もある
地元はちみつの販売も行われていた

こんなメニュー表は昭和の時代ならどこにでもあり、何も珍しいものではありませんでした。

ところが今やこんな風情のあるメニュー表はとても少なくなりました。

また価格が嬉しくて仕方がありません。

めにゅーによればワンコインでお昼ごはんが済まされるのですから、嬉しいものはありません。

ほぼ同時に入ったお客さんは常連さんのようで、メニューも見ずにカツ丼を注文していました。

そこで使用されていたのが、昔の丼鉢。

レトロな丼鉢
たしかこんなイメージ

青地に丸い白が描かれた探検隊隊長も懐かしいと感じたものでした。

昭和時代は丼鉢の蓋の中央に、タクワンが乗せられた小鉢が重ねて置かれていたように思います。

そんな時代を思い出させるような丼で、カツ丼がやってきたのです。

あとから来たお客さんも、やはり丼の注文。

丼の上にある瀬戸物の蓋がなんともレトロ感を呼び起こしてくれたのでした。

唐揚げがうまい店

メニュー表をじっと見つめる吉野探検隊隊員たち。

隊長が氣になったのは「鳥揚げ出し定食」というものでした。

注文を聞きに来てくれた女将さんが注文までじっと待っていてくれ、その側で隊長が一言。

鳥揚げ出し定食とはなんですかと質問。

鳥揚げ出しとは、鶏の唐揚げを甘い系のあんで絡めたものとのこと。

隊長はすかさず、鳥揚げ出し定食を発注。

カレー味とあんかけ味があって、どちらを選択しますかと女将さんから質問されました。

どちらがオススメかと聞くとカレー味が人気だとか。

ではそちらでとお願いしました。

対して女性隊員は豚の生姜焼き定食を注文。

とんかつ定食とどちらか迷ったようですが、生姜焼きに決定しました。

ネットで注文後は1時間ほど待たされたという記事があり、どれだけの時間がかかるのか氣になる隊員たち。

そんな心配をよそに30分も経たないうちに定食が運ばれてきたのでした。

鳥揚げ出し定食
餡掛けで唐揚げの量も多い
生姜焼き定
味噌汁も美味しかった

生姜焼き定食は四角いお皿におかずが乗せられたオーソドックスなもの。

対して鳥の揚げ出し定食は、四角い鉢に唐揚げがてんこ盛り積まれあんがかかっているものでした。

ご飯は大きめのお鉢に美味しそうに盛られていたのでした。

早速、頂きます。

お互いのおかずをシェアしながらの食事開始。

隊長の鳥揚げ出しは唐揚げがイメージ的に3段ぐらいに積まれているようでした。

一つ一つの唐揚げの大きさもそこそこ大きく、食べごたえがあります。

女性隊員とシェアしてもなかなか減りません。

あんは上品で、ほのかなカレー味がしているのかもしれませんがあまり感じません。

食事処で頂きます

それでも口の中でホワッと広がるような美味しさ。

何が入っているのだろうと考え続けていました。

唐揚げの量が多いためか、ご飯が進んでしまい足らなくなる危機状態に。

終盤は、女性隊員に唐揚げを渡してもまだ余る唐揚げ。

ご飯を食べきった後で、唐揚げだけをモグモグする時間となりました。

女性隊員の生姜焼きも、昭和の味そのものです。

懐かしさだけが漂う不思議な感覚を味わえました。

どうやら食事処くらやでは唐揚げがオススメなのかもしれません。

理由は唐揚げの量は生姜焼きに比べて、とても多い感じがしたからです。

お支払いは現金で

食事処くらやは、まさに生きる昭和と言った感じです。

店内に置かれた川上村紹介チラシが面白い
川上村マップ
観光案内ページ
飲食店紹介

昭和時代にカード払いなど想像もできませんでした。

このお店にカード払いなどは逆に似合わないと感じてしまった隊長。

あとから来て、先に出ていってしまったお客さんはきっちり現金でお支払い。

食事を済ませたわたしたち吉野探検隊も、現金を用意しました。

女将さんのいる厨房近くにまで足を運んで、現金を手渡ししました。

注文からお支払いまで全てが人と人との関わりを求める飲食店に懐かしさがよみがえります。

食事処くらやは貴重な存在な氣がしてなりません。

アクセス

食事処くらやへはクルマで行くことをオススメします。

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