デスクトップパソコンの選び方|ソフトウェアから選ぶ|性能から見た選び方

ノートパソコンは持っているけど、デスクトップパソコンを追加で購入したい。

初心者で初めてのデスクトップパソコンを購入したいけれど何を基準に選べば良いのか。中高年・シニアからデスクトップパソコンをはじめたいけど、何をポイントにすれば良いのか。

などデスクトップパソコンの購入についての基準がわからない方もおられるのではないでしょうか。

このサイトではソフトウェアからみたデスクトップパソコンの選び方についてお伝えしたいと思います。

目次

使いたいパソコンのソフトウェアから選ぶ

デスクトップパソコンであれ、ノートパソコンであれソフトウェアが無ければ何も使うことができません。

パソコンを購入したいという方は、何らかの作業を進めたいので購入検討をされているのだと思います。

行いたい作業内容がわからないまま、デスクトップパソコンやノートパソコンを選ぶことはまず無理です。

選ぶという行為は手段であって、目的ではありません。

スポーツの種類も決めていないのに、いきなり道具買えないよね

つまりパソコンの選び方は、まずは何の作業を行いたいのかの目的を考えることで自ずと決まります。

PPOINT

パソコンを使って何をしたいのかをハッキリさせましょう

クルマ購入なら、どんな使い方するかを決めてから車種考えるよね

クルマを購入するなら、仕事で高速使うのか、駅までの送り迎えだけなのかと使用場面を考えて車種選びが始まります。

パソコンの選び方も同じで、どのソフトウェアを使いたいのかを決めておくことが選び方のポイントになります。

街や町内会、趣味の集まりなどでの資料づくりを行いたいなら、Microsoft Wordなどの文書作成ソフトがメインになります。

またブログなどの作成ならエディターソフトがメインでしょう。

資料作りが目的なら、パソコンの機種はかなり絞られるよ

写真編集を行いたいのであれば、Adobe PhotoshopやLightroomなどの写真編集ソフトの使用が主たるソフトウェアとなります。

写真に加え、動画編集ソフトを使用したいという希望があれば動画編集が余裕でできるパソコンを選ぶことになります。

写真編集するのが目的なら、おおよそ中級クラスを選べばいいよ

このようにパソコンを選ぶということは、使用する作業内容が決まってから、性能や大きさなどを決めることが近道となります。

同じパソコンで軽作業と中程度の作業したいなら、中程度向きのパソコン性能を選べばいいよ

パソコンの選び方

次に示す表は選び方をまとめた性能比較です。この表はデスクトップパソコンを基準としています。


資料作り、経理などの計算書を作りたい人向けのパソコン仕様

  • CPU –> Core-i3シリーズ (intel)または、Ryzen 3シリーズ/Zen 3(ADM)
  • メモリ –> 8GB (~16GB)
  • ディスク容量 –> 256GB~512GB(SSD/HDDでも可)

写真編集+動画編集(解像度HDまで)を行いたい人向けの仕様

  • CPU –> Core-i5シリーズ (intel)または、Ryzen 5シリーズ/Zen 3(ADM)
  • メモリ –> 16GB ~ 32GB
  • ディスク –> 512GB~1TB(SSD)
    システム専用ディスク + データ専用ディスクの2個セット
  • グラフィックボード(装着オススメ)

動画編集(4K以上)を行いたい、3Dゲームをしたい人向け仕様

  • CPU –> Core-i7もしくはi9シリーズ (intel)または、Ryzen 7シリーズ/Zen 3(ADM)
  • メモリ –> 32GB以上
  • ディスク:512GB以上(SSD)
    システム専用ディスク + データ専用ディスクの2個セット
  • グラフィックボード(必須)

選択方法としては、ザックリこんな感じとなります。

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より細かな選定は趣味の世界に入っていきますのでこれ以上コメントしませんが、同じCPU(たとえば5シリーズ)であっても性能差が分かれることは覚えておいてください。

つまり、できるだけ高性能(いわゆるクロック数が大きい)で、お財布事情が許容範囲にあるものを選びましょうということです。

クロック数Hzが大きいものは、より早く処理してくれます

CPUを選ぶ際は、TDPという数値が、W(ワット)を単位として表示されています。この数字はほぼCPUが持っている最大電力量となります。

たとえば同じ5シリーズのCPUであっても、108WのTDP製品と65WのTDP製品が混在していたとします。

この数値はパソコンの電気料金に関わってくるので、TDPの小さいCPUを選べば電気使用量は抑えられます。一方でTDPの大きいものを選べば、同じ5シリーズであっても処理速度が早くなるメリットがあります。

ボクはどちらかというと省エネ優先だからTDPの低いものが好み

ここは購入者が電気料金を選ぶのか、処理速度を選ぶのかによって変わるので好みの問題となります。

デスクトップパソコンではケースの大きさも考えておく必要があります。

BTOパソコンではあまり見かけませんが、ハイタワーの大きさをを選ぶと部屋の中でかなり主張した存在となります。

また小さすぎるものを選ぶと、後々パーツを増やす、変更するなどの改造が難しくなる場合がありますので、注意が必要です。

デスクトップパソコンをBTOで購入する場合は、ミドルタワーかミニタワー程度の大きさを選ぶことがベターな選択といえます。

COMMENT

ミドルタワーは少しかさばるが、使い勝手はマルチ

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モニターはデスクトップパソコンとセットで購入すれば、到着後すぐに使用することができるので一緒に購入したほうが便利です。

購入店が違うなら同日注文にしておくほうが何かと楽です。

デスクトップパソコンに接続するモニターサイズはノートパソコンのように制限はありませんので、部屋に合ったサイズを選べばいいでしょう。

モニターを見る距離はモニター高さの3倍という記事もありますが、それは集中を要しないテレビでの話です。

パソコンでは作業を行いますので、文字や細かな内容をモニターで確認する以上、モニターの高さに対して1.5~2倍程度の距離が適当です。

もしモニターが26inchなら、眼からモニターまでの距離はだいたい50~65cmに配置すると適当でしょう。

ただこの距離も個人差がありますので、視力を含めて自分に合わせた距離をつかむことが肝心です。

また大きいことは良いことだとあまり大きいサイズを求めると、逆に視野が届かず全体が見えない問題が発生します。

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POINT

モニターも同じサイズであっても、最大消費電力が全然違う

必ずデスクに合ったサイズを選ぶことにしましょう。

デスクトップパソコンが故障したらどうすれば良いのか

BTOパソコンは販売者が製品保証期間を設けてくれるので、初心者や自作をしたことのない方にとっては安心なお買い物です。

機械ものなので購入後壊れないという保証はありませんが、何かしら不調が発生した時は速やかに販売会社に連絡して故障なのかどうか確認しましょう。

保証期限を使って、トラブルを早めに解決しましょう

デスクトップパソコンは比較的サイズが大きいので、もし故障であるなら搬送方法などの指定も行ってもらえるでしょう。

デスクトップパソコンに延長保証は必要なのか

家電製品ではメーカー保証に加え、販売会社が独自に設けた延長保証制度がネット販売ではよく購入時に目にします。

これはメーカー保証が切れた1年後スグに何かしらのパーツが壊れたときの保証となり、パーツのことをよく理解していないなどの初心者やシニア世代にはありがたい存在です。

保証額はだいたい購入金額の3~5%となっており、仮に10万円のデスクトップパソコンならプラス3千円から5千円程度で、延長保証が付きます。

延長保証に入ると不思議に故障しないあるある

保証期間というのは保険と同じで何かがあれば無償で提供されますので、パーツ交換や修理に大きな金額がかかったとしても、保険金額でおぎなえることが利点です

何も故障がなければ保険金額はそのまま流れてしまうことになるので、延長保証期間が過ぎ去った、もったいなかったなぁと感じることもあるでしょう。

ただそれはあくまで結果論であり、支払い時にはもしかしてと思って入っていたわけですから、問題発生なく保証が切れたならラッキーだったと視点を変えることも必要です。

COMMENT

(延長)保証は安心料と思えば苦にならない

延長保証をするかしないかは、購入者の考え方次第ですので、どちらが一方的に良いか悪いかという判断は難しいところです。

筆者はその時時で延長保証入会は選んでいます。

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