ノートパソコンの選び方 [ポイント5選]|女性や初心者にわかりやすく解説

ノートパソコンは家中どこにでも持ち運びができ、簡単にWi-Fiがつながるなど便利なアイテムです。

ノートパソコンと言っても、大きさ、重さや性能がまちまちです。

考えすぎて一体どれを選んで良いのかわからなくなることがあります。

家電量販店でいろいろ触ってみるものの、どこをポイントに選べば良いのかわからないまま店を出た。

こんな悩みはないでしょうか。

  • この記事ではパソコン歴37年の経験からノートパソコンをどうやって選べば良いのかポイントを述べたいと思います。

最後まで読んでいただければ自分に合ったノートパソコンを選べるようになります。


選び方のポイント

  • 画面の大きさ
  • 手軽さ
  • 持ち運び
  • メーカー(国内製か海外製か)
  • 性能
目次

ノートパソコン買い方-ポイント1(画面の大きさ)-

パソコン使用場面

ノートパソコンの画面選びとテレビの選び方

最初に購入するなら、目安は13、14インチ当たりがベストです

まずノートパソコンのディスプレイ選びは、液晶テレビ選びに似たところがあります。

そこではじめにテレビ選びについて考えてみたいと思います。

テレビの売れ筋は、価格コムで50型以上が20位中18位を占めています。

ブラウン管の時代は、せいぜい32型や35型が各家庭の主流でした。

しかし今では映画館にいるような大画面がに置き換わっています。

大きい画面は見やすいからね

大画面が選ばれる理由は、視覚に訴える力が強いことがあげられます。

また文字や写真がよく見えるということもポイントで、迫力という点で大きな画面が選ばれています。

ではノートパソコンもできるだけ大きな画面が望ましいのでしょうか。

たしかにノートパソコンも液晶の普及で16インチサイズの大型サイズを量販店で見かけることがあります。

16インチになるとデスクトップパソコンとの差が無くなってくる

ところが価格コムでのノートパソコンの売れ筋ランキングでは、14型以上が20位中15位を占めています。

ノートパソコンの大型画面はとても魅力的なのに14インチが売れ筋です。

それはあまり大きくなりすぎると持ち運びなどの利便性が失われるからです。

同じようにテレビの画面選びにも似ています。

50型以上の超大画面もランクインされていますが、大きすぎると部屋とのバランスが崩れるからです。

ディスプレイ画面

ノートパソコンの場合、14インチでも大きな画面サイズに相当します。

14インチ前後が好まれる理由は、大きくて使いやすく、それでいて資料作成などに便利だからです。

関連記事:パソコンモニターの選び方|デスクトップパソコンを長時間使うコツを知る

パソコンは複数画面を使い分ける作業

写真の編集をしつつ、写真を使って文章を作る作業を例に上げてみましょう。

このとき写真編集と文章作成の2種類のソフトが並行して使用されます。

作業は同時に行われ、それぞれの作業ごとに画面を切り替えて画面を確認していくことになります。

作業が複雑になればなるほど、ソフトウェア画面を入れ替える頻度も増えます。

小さい画面だと複数のソフトウェアを同時に見ずらくなるよ

そうなるといろいろな作業を円滑に進めたい欲求が高まります。

一つのディスプレイの中で複数画面の全体像をとらえくなるのです。

そうなれば画面の大きさは大きいほど有利となります。

さらに作業時間が長くなればなるほど画面の大きさが目の疲れを軽減してくれます。

つまり16インチのノートパソコンは、作業面からみると最上の環境を与えてくれます。

ただ大型化を望めばノートパソコンの利便性が失われていきます。

少し小さな14インチや13インチが受け入れられるのは適度なサイズだからといえるでしょう。

ノートパソコン買い方-ポイント2(手軽さ)-

10インチ程度の小さな画面サイズのノートパソコンが、20位中5位の売れ筋ランキングに入っています。

これはノートパソコンの使い方として違った意味での使い勝手があるからランキングに入ります。

10インチ程度の小さな画面サイズはタブレットPCと呼ばれ、動画視聴などで多用されます。

タブレットパソコン

ノートパソコンの最大の利点は、軽快性と簡単に持ち運びできるという部分です。

小さい画面のノートパソコンはまさにこの部分を活用しています。

画面が小さくなることで、視認性はある程度犠牲になります。

しかし台所や寝室で動画を観たい場合など、場所を取られず氣軽に使用できるので、使い勝手はとても優れています。

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友達や知り合いとZoomするときなど、10インチサイズはとても便利です。

ソファーやベッドに横になって画面を見る際、スマホではこと足りないとき10インチクラスは最適です。

いちがいにノートパソコンと言っても異なる使用場面が想定されるなら、2台持ちもアリです。

ノートパソコン買い方-ポイント3(持ち運び)-

ノートパソコンの持ち運び

これまで20年以上ノートパソコンを使用し続け、数社のメーカーあわせて7台使用した経歴があります。

すべてがB5サイズからA4サイズを基本としノートパソコンを選んできました。

最大の理由は、持ち運びできる最大の大きさがB5やA4サイズだからです。

A4サイズノートパソコンは重量で2 kgを切るので、他の荷物も考えると外に持ち出す場合この重量が限界です。

クルマで移動するときは2 kgを超えても許容範囲です。

一方、公共交通機関利用なら2 kgのパソコンを持ち出すことは容易ではありません。

持ち出しの利点は、宿でインターネットにつなぎ家と同じように作業ができることです。

撮影後の写真データを安全に保存するのにもノートパソコンを持ち出しは大変便利です。

ノートパソコンを購入する際のチェック項目としてメーカー仕様を確認するといいでしょう。

B5サイズなら持ち運びも簡単で、セカンドパソコンにピッタリ

2回ほどB5サイズのものを使用しましたが、出先でパソコンが使えるだけで本当に助かりました。

A4サイズを持ち運べば何でも対応できるね

PhotoshopやLightroomを使用する方は、A4サイズのノートパソコンを選択することをオススメします。

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それ以下のサイズだと編集のたびに画面拡大など、時間の無駄が多くなります。

持ち出すときは、電源、マウス、マウスパッドなど付属品がかさばるよ

旅行や出張などでノートパソコンを持ち出す機会がある方は、限界サイズは14インチまでです。

パソコン以外にも充電器やマウスなどの付属品を一緒に持ち出すことも考えておきましょう。

ノートパソコン買い方-ポイント4(メーカー)-

国内メーカーの特長

国内メーカー品をいろいろ使用してきました。

国内メーカー品は購入時にいろんなソフトウェアが組み込まれているのですぐ使えるのが特長です。

初心者の方はどのソフトウェアがいいか比較ができません。

そこで国内メーカーがあらかじめ用意してくれているソフト用いることでパソコンが使い慣れるから便利です。

初心者はいろんなソフトウェアがインストールされている方が便利

また国内メーカーだと信頼性は高いので故障などの相談対応のサービスも優れています。

サービスという点では海外メーカーよりも安心感は大きいといえます。

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国内メーカー製ノートパソコンの特長

  • 安心感が断然ある
  • サービスが行き届いている
  • 初心者でもすぐ使えるソフトウェアが入っている

海外メーカーの特長

海外製メーカーは国内メーカーと違い、色々なソフトウェアが組み込まていない点が特徴です。

そのため購入者があとで自分にあったソフトウェアをインストールする必要があります。

パソコンに多くのソフトウェアが組み込まれていないため、パソコンの動きは軽いので使いやすくなります。


海外メーカー製ノートパソコンの特長

  • 価格が安め
  • ソフトウェアを最低限に抑えているので動きが早い
  • 購入後の自由度が高いので使い慣れた人向き

そのため海外メーカーは使い慣れている人向きといえるでしょう。

できれば以前使用していて、買い替えや買い増しで海外メーカーを使うならオススメです。

またサポート体制が国内メーカーより落ちるので故障対応など自力で解決できる人向けと言えます。

ノートパソコン買い方-ポイント5(性能)-

パソコンの選び方のコツは、使用目的で選ぶと迷いがありません。

関連記事:ノートパソコンかデスクトップどっち[初めての購入]|パソコンを使い続けた結論

資料作成を目的とするなら、コスパ重視でCPUは比較的安い3シリーズ系(7万前後)がオススメ。

写真編集や動画処理を行うなら少し値段は上がりますが最低でも5シリーズ(10万円前後)。

できれば7シリーズ(13万円以上)があれば万全です。

ただノートパソコンは持ち運びや利便性を重視していることに注意しましょう。

むやみに高性能を求めても、デスクトップパソコンに比べ性能に限界がでてきます。

購入に迷っているなら5シリーズ系(CPU)がもっとも無難

たとえば多くの動画編集を行えるかという点においてノートパソコンは不向きです。

動画編集はパソコンに大変大きな負荷をかけてしまいます。

多量のメモリを使用するため、ノートパソコンではメモリが足りなくなる不具合が生じやすくなります。

また性能ギリギリまで引き出して動作させ続ける場面もあり、発熱を抑制できない問題もあります。

一方写真編集ではノートパソコンの画面は色合わせで苦労させられることもあります。

プリントしたときと色が違うといったジレンマが発生することもノートパソコンにはありがちです。

POINT

ノートパソコンは本体と一体型なので、デスクトップのモニターのように繊細な色合わせが難しい

ノートパソコンはトータルバランスでは優れているのですが、個別設定が苦手です。

万能であるために、痒いところに手が届く製品には至っていません。

これまでノートパソコンの選び方のコツを5つ確認してきました。

選択は5つの条件(画面・軽快さ・持ち運び・メーカー・性能)のどこを重視するかで決まります。

すべてを満足させる製品は無いから選ぶのが楽しいんだよね

ちなみにMacintoshは性能面で優れていますが、他社と比較対照する製品がないのでこの記事では外しています。

Macintoshを選択する人はiPhoneのようなApple製品は決め打ちなのでWindowsに限定しています。

おすすめノートパソコン

様々な視点からノートパソコンの買い方を見てきました。

最終的に、資料作成や写真編集など多方面で使用できるノートパソコンは以下に示すモデルとなります。


おすすめノートパソコン

  • ディスプレイ:13または14インチ
  • CPU:Core-i5シリーズまたはRyzen5シリーズ
  • メモリ:8GB以上(できれば16GB)
  • ディスク:256GB~512GB(SSD)
  • 重量は1kg前後

どうしても予算を抑えて、高性能を狙いたいという考えなら、アウトレットや再生パソコンを利用するのも手です。

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