ミズバショウの群落
秋田県にある刺巻湿原は田沢湖の南に位置します。
ここはミズバショウがとてもきれいで、GW時にはきれいなミズバショウが所狭しと咲き誇っています。
ミズバショウと聞いて思いつくのは群馬県にある尾瀬が有名ですが、実は長野県北部から東北地方にかけてミズバショウを様々なところで見ることができます。
撮影日は風がかなり強く、本当は水音を録音したかったのですが風音ばかりが目立ってしまいましたので動画では静かなBGMに差し替えています。
ミズバショウはきれいな水辺に咲いており、湿地帯と言われるように地面には水が浮き出ているところに群生しています。
そのため多くは木道が敷かれた上を歩くことになります。
ここ刺巻湿原も木道が整備され、その上を歩いて群落を楽しみますが、なかなか花が木道に向けて咲いている姿を見ることができません。
不思議ですが・・・
また生き物なので咲き誇っているミズバショウが居たり、咲いてしまって花が朽ちてしまったものなどその姿は色々です。
その様子が生きとし生きるものの本当の姿を表しており、私たちは自然の中で生かされれていることを認識させられます。
木道は気をつけて歩こう
木道は湿原にそのまま打ち込まれているので、経年劣化によりだんだん腐敗が進みます。
そのため朽ちていった木道はかなり足場が悪く、支柱自体を支える力が弱くなっていきますので、歩く際は自分自身で判断しながら歩く必要があります。
時々、木道に「通行止め看板」が掲示されていることもあり、無理に通行止めの場所に入らないようにしましょう。
無理しすぎると湿原に落ちて足が濡れたり、植物を痛める可能性がありますので、通行止め箇所を見つけたときは指示に従って元来た道を帰るようにしましょう。
カタクリの花に会える
ミズバショウの生える木道をさらに進んでいくと、刺巻湿地の奥の方にカタクリの群落に出会うことができます。
カタクリに花は7年間もの間、その美しい姿を見せるまで土の中に眠リ続けています。
カタクリの花を見つけたら「よく咲いたね」と優しく話しかけてあげましょう。
春の妖精として知られるカタクリの花は、絶滅危惧種に指定され貴重な存在となっています。
このカタクリは、里山のような自然豊かな地域でのみ美しい姿を見せてくれるので、触らないよう大切に保護してあげましょう。
自然を美しめる方は写真に収めるだけにとどめ、そのままの姿を見守ってあげることが私たちにできることです。
ここ刺巻湿原もきちんと管理がされており、自然を守る活動が行われていますので、湿原に入る際は謙虚な心を持って入園する心構えが欲しいところです。
鑑賞時間ですが、ゆっくり歩いて1時間弱、普通に歩いて40分程度かと思います。
ミズバショウは駐車場から湿原に降りてすぐに咲いていますので、急いでいる方は10分もあれば十分堪能することができます。
木道は整備されていますが、狭い箇所もあり行き違いが困難な場合があります。
譲り合いの精神で木道を利用するようお願いしたいものです。
刺巻湿地は有名観光地という場所ではありません。
自然を求めてゆっくりしたい方に趣のある場所として、このブログにオススメとして選定しました。
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花より団子?! アイスクリーム屋さん
駐車場に入る際に、小さなアイスクリーム屋さんを見つけることができました。
アイスクリーム屋さんは椅子とパラソルを設置した簡易販売として知られる、時間的な出店となっています。
湿原を楽しんだあとは、アイスクリーム屋さんで美味しいアイスを買って、次の目的地に行くのも良い思い出になりそうです!
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