パソコンメモリを解説|女性や中高年にもなるほどわかりやすい説明

目次

メモリは記憶

パソコン必須パーツにメモリがあります。

パソコン必須パーツ
  • パソコンケース
  • マザーボード
  • CPU
  • HDD・SSD(ディスク)
  • メモリ

メモリは記憶をつかさどり、私たちの記憶力に相当します。

2000年頃メモリ容量は720MB程度でしたが、2020年頃には8GB(10倍以上)へと発達は凄まじいものがあります。

CHECK

メモリは記憶しているからデータの行き来が早い

もし英語の文章を読むとき、単語の記憶が少ないとします。

そんな時は1文を読むのに辞書を引っ張り出し、単語に当てはめ読んでいくことになります。

では頭の中に多くの単語を記憶していたらどうでしょう?

もちろんスラスラ楽しく読むことが出来ます。

メモリも単語の記憶力と同じです。

頭の中に入っているメモリは、処理能力がとても早くなります。

POINT

現在のパソコンが昔に比べ格段に早くなった理由は、メモリの量がとても増えたから

パソコンメモリは記憶し続けることが苦手

メモリは多ければ多いほど記憶力はスゴイことを紹介しました。

ただこれには欠点があって記憶力は人間のように長く続きません。

私たちは毎日食事や水を口にします。その栄養の多くが脳の働きに必要だと言われています。

パソコンの栄養ってなんでしょう?電気です。

ご家庭でパソコンを使用するとき電気をオンにしてパソコンを使います。でも使い終われば電気をオフにします。

これパソコンから栄養取ってしまうことと同じです。

栄養(電気)がなくなったパソコンはメモリに入っている記憶を全て開放してしまいます。

パソコンを立ち上げるとき時間がかかることを経験されていると思います。これはパソコンのいろんなパーツに電気という栄養を与えその機能をオンにするためです。

メモリはパソコンが動いているときにはとても優秀ですが電気がないとすぐ忘れてしまう癖があります。

現在のデスクトップパソコンは最大で128GBのメモリを搭載できますので、メモリ不足で画面のマウスが止まったという症状はほぼ無くなりました。

パソコンメモリの規格

さて、現時点(2022年)のメモリですがこれもCPUと相性があります。

あまり詳しく書くとストレスがたまるかもしれないのでサクッと流しましょう。

CHECK

2022年現在の主流メモリはDDR4(という規格品)

もうDDR5というものもあり近々4から5に代わるでしょう。一言でDDR4といってもこれまた種類があります。

CPUと相性を揃えておかないと動作が不安定になります。

POINT

メモリはCPUと相性がある!

以下はDDR4のメモリ規格例です。

どのメモリがCPUと相性が良いかどうかはCPU販売メーカーのホームページで見ることが出来ます。

チップ規格;DDR4モジュール規格;PC4-転送速度;単位(GB/sec)
26001920019.2
26662130021.3
32002560025.6

購入時に分かりづらいのがチップ規格とモジュール規格という2つの規格が混ざり合っている点です。

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HINT

CPUの規格は2つある → 探すときはどちらか1つに注目する

購入するとき色々調べていると何が何だかわからなくなります。

チップ規格とモジュール規格は1:1対応なのでどちらかの規格を中心に探せばいいと思います。

転送速度は1秒間にどれくらいの速度で情報を転送できるのかという能力です。DDR4-2600よりDDR4-3200の方が1.3倍もの情報転送が早いです。

しかしDDR4-2600の速度でも十分早いのでそれ以上早くても人間には理解できないでしょう。

COMMENT

メモリ規格の早い遅いの比較は、人間には正直わかりません

デスクトップ用のメモリとノートパソコン用のメモリは同じ名称を使っていてもサイズが違います。

パソコン自作でパーツを購入する時は必ずデスクトップ用のメモリを選択しましょう。

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デスクトップとノートパソコンメモリの違い

ノートパソコン用はSO-DIMMと小さい

ノートパソコン用はSO-DIMMと記載がありますので注意しましょう。

パソコンメモリ容量の選び方

ではどれくらいのメモリ量を搭載すればいいのでしょうか?

どれだけ買うの??

Word・Excelなどソフトウェアに最低メモリ量が記載されている

記載量は最低限必要とされるメモリ量です。

BTOや自作ならパソコンに搭載する量は自分自身で決定できる利点があります。

じゃあ、少なくて良いんだね?

お財布事情を考えれば、2GBでも4GBでもいくらでも少なくすることは可能です。

既製品(BTO)の標準メモリ搭載量が参考になるね

既製品(BTO)デスクトップパソコンの多くはメモリ8GBで販売されています。

つまり8GBが2022年時点での最低量と考えれば良いわけです。8GBのメモリ量はWordやExcelなどの資料作成程度で使用するには十分快適かと思います。

画像処理したい、お絵かきソフト使いたい、動画処理したい、などとパソコンに負担を掛ける作業を求めるなら、最低でも16GB、可能なら32GBのメモリは購入したほうが無難です。

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僕、絵が得意だからパソコンで描きたい?!

CHECK

画像処理、お絵かきソフト、動画処理など
パソコンに負担を掛ける作業は16GBか32GBを用意

パソコンケースを開けるとマザーボードにはたいてい4つのメモリが搭載できます。

じゃあ、たくさん買っても良い?

注意したいのは、4つを使い果たすとそれ以上メモリを増やせなくなることです。

POINT

一氣に4スロット使い果たさずに、1回目は2スロット以下で希望容量を埋める

購入したマザーボードの能力で128GBまで搭載できるのに安価を理由に4GBのメモリ4つ搭載すると4GB X 4 = 16GBで物理的に一杯になってしまったということになります。

32GB搭載したいなら16GBを2枚もしくは32GBを1枚という具合に枚数はできるだけ減らして購入しましょう。

関連記事:デスクトップパソコンの選び方

関連記事:ノートパソコンの選び方[ポイント5選]

パソコンメモリは購入店に質問

メモリは以前から相性という問題がつきまとっているようです。

CPUメーカーのホームページでは相性確認情報が掲載されています。

掲載量より販売されているメーカーの種類が多く全ての相性が明記されていません。

CHECK

最近のメモリ相性は優秀なので有名メーカー以外でも結構合う

販売時に永久保証という文字が書かれているものもあり安心材料になります。

最初に自作パソコンに挑戦するときは販売店にメモリの相性を確認しておくことをオススメします。

BTOパソコンなら動作確認してから出荷してくれるので安心です。

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